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FAQ 住宅用火災(防災)警報器について

《住宅用火災(防災)警報器とは》
住宅用火災警報器とは、火災により発生する煙や熱を感知して、警報音や音声により火災の発生を早く知らせてくれる機器のことです。


[感知方法]
煙を感知するもの(煙感知式)と、熱を感知するもの(熱感知式)があります。


[警報器の種類]
「単独型」と「連動型」があります。単独型は火災を感知した警報器のみ音が鳴ります。対して連動型は火災を感知した警報器だけではなく、ほかの警報器も音が鳴ります。札幌市消防局として、より高機能な「連動型」の設置を推奨しています。


[取り付け種類]
天井、壁どちらにも取り付けできます。


[警報音と音声タイプ]
警報音(ピー、ピー、ピー音)や音声警報(火事です、火事です)などがあり、煙や熱がなくなるまで鳴り続けます。(警報停止機能が付いています。)煙や熱がないのに定期的に警報音(ピ、ピ音)が鳴る場合、電池切れや機器異常が考えられますので、説明書などを読み対処方法を確認してください。
※電池切れの場合は適切に電池交換をする必要があるほか、設置から10年経過している場合は本体内部の電子部品の劣化が考えられるため本体の交換をおすすめします。
※耳の不自由な方のために光や振動により火災の発生を知らせる補助警報装置もあります。


[電源方式]
(1)電池タイプ
a.マンガン、アルカリ、リチウム電池を使用します。電池寿命は1年ものから10年ものまであります。設置から10年以上が経過している場合は本体内部の電子部品の劣化が考えられるため本体の交換をおすすめしています。
b.電池式のものは、国の基準により電池容量が少なくなったときは、72時間以上点滅表示または音響により72時間以上伝達されるようになっています。なお、警報音や音声については、メーカーや機種によって異なりますのでお買い上げの住警器の取扱い説明書をご確認ください。なお、各メーカーのホームページにも掲載している場合があります。
(2)家庭用電源(100V)タイプ (現在は販売されておりません)
電気工事士による工事が必要なものと、コンセントへ差し込むものがあります。


[その他]
a.自動試験機能(機器本体が機能の異常を感知する)付きのものと、自動試験機能のないものがあります。
b.警報器に移報端子(別配線を接続できる端子)が付いているものであれば、他の部屋にも補助装置等を用いて知らせることができます。また、無線式により連動した住宅用火災警報器を扱っているメーカーもあります。
c.住警器の中には、電池などの不具合により自主回収している場合があります。各メーカーのホームページか、消防局ホームページの住宅用火災警報器のリコール情報をご確認ください。
※すべての感知器を配線でつなぎ、住戸全体に警報音を発するものを住宅用火災(防災)報知設備と言います。


《住宅用火災(防災)警報器の設置場所、取り付け方法》


[設置場所]
就寝室(煙感知式)
階段(煙感知式)
※直接地上に出ることのできない階に就寝室がある場合はその階の階段に設置してください。
※3階建て以上の場合は、2階層ごとに設置してください。(例えば、1階と3階)
廊下(煙感知式)
※床面積が7平方メートル(4畳半程度)以上の就寝室以外の居室が5以上存する階に設置してください。
台所(煙または熱感知式)


[取り付けについて]
a.天井に取り付ける場合は、警報器の中心を壁(または「はり」)から60cm以上離して取り付けます。
(エアコンや換気扇の吹き出し口からは、1.5m以上離してください)
b.壁に取付ける場合は、警報器の中心を天井から15cm~50cm以内の範囲に取り付けます。
c.住宅用火災(防災)警報器は、ネジ止めにより誰でも簡単に取り付けることができます。
※住宅用火災(防災)報知設備は、消防設備士の資格は必要ありませんが、配線工事を伴うものについては電気工事の資格を有する者が設置しなければなりません。


《住宅用火災(防災)警報器の維持管理》
住宅用火災警報器の電池切れや故障等により、火災時に鳴らないことがないように、定期的に点検をしてください。


[点検方法]
本体についているボタンを押したり、ひもを引くことにより、正常に作動するか確認することができます。
[お手入れ]
住宅用火災警報器にホコリや汚れがつくと火災を感知しにくくなる恐れがありますので、乾いた布等でホコリや汚れ等を取り除きましょう。
※点検等により機器の異常が判明した場合等は適切に本体の交換をする必要があります。また、設置から10年以上が経過している場合は本体内部の電子部品の劣化が考えられるため本体の交換をおすすめします。


《住宅用火災(防災)警報器の価格、販売場所》
[価格の目安]
3,000円台~8,000円台が中心です。
[販売場所及び設置業者]
ホームセンターや消防設備を取り扱っている会社などで販売及び設置をしています。新築、改築の際には、ハウスメーカーや施工会社にもご相談ください。また、ガス事業者では、販売、リースを行っている会社もあります。


《設置に関する補助金、助成金》
札幌市では、一定の条件に該当する障がいのある方に対して、「日常生活用具給付制度」があります。
ご相談は【各区役所保健福祉課】まで。


※お問い合わせは、お近くの消防署までお願いいたします。
《住宅用火災(防災)警報器等に関するお問い合わせ先》
【札幌市消防局 予防部予防課防火安全係】(電話:011-215-2040)(FAX:011-281-8119)


【各消防署予防課】
【中央消防署】札幌市中央区南4条西10丁目(代表電話:011-215-2120)
【北消防署】札幌市北区北24条西8丁目(代表電話:011-737-2100)
【東消防署】札幌市東区北24条東17丁目(代表電話:011-781-2100)
【白石消防署】札幌市白石区南郷通6丁目北(代表電話:011-861-2100)
【厚別消防署】札幌市厚別区厚別中央1条5丁目(代表電話:011-892-2100)
【豊平消防署】札幌市豊平区月寒東1条8丁目(代表電話:011-852-2100)
【清田消防署】札幌市清田区平岡1条1丁目(代表電話:011-883-2100)
【南消防署】札幌市南区真駒上町5丁目(代表電話:011-581-2100)
【西消防署】札幌市西区発寒10条4丁目(代表電話:011-667-2100)
【手稲消防署】札幌市手稲区手稲本町2条5丁目(代表電話:011-681-2100)

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