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FAQ 風しん抗体検査について知りたい

《風しん抗体検査の対象者(いずれも札幌市にお住まいの方)》
【1】妊娠を希望する女性
【2】「妊婦健診などで風しん抗体価が低いと判断された妊婦又は風しん抗体検査未実施の妊婦」の配偶者(妊婦の配偶者は戸籍上の配偶者のみならず、同居者、婚約者など実質的なパートナーを含む)
【3】昭和37年4月2日から昭和54年4月1日生まれの男性(対象期間:2019年4月1日から2025年3月31日まで)
※【3】の対象者として検査を受ける場合は、クーポン券が必要です。
昭和37年4月2日~昭和54年4月1日生まれの方は、札幌市が発行したクーポン券と住所が確認できるものを集合契約参加医療機関に持参してください。
クーポン券が届きましたら医療機関へクーポン券と住所が確認できるものを持参してください。(クーポン券がないと検査は受けられません。)

《対象外になる場合》
※上記【1】【2】の場合は過去に風しん抗体検査を受けたことがある人、過去に風しんの予防接種を受けている人、検査により風しんと判断されたことがある人は対象外です。
※上記【3】の場合は、過去に風しん抗体検査を受けた結果、十分な量の風しんの抗体があることが判明し、当該予防接種を行う必要がないと認められる人は対象外です。

《検査の開始(再開)時期》
【1】及び【2】の方は平成29年8月1日から、【3】の方は平成31年4月1日から。

《検査方法:血液検査(HI法、EIA法など)》
HI法:風疹の抗体価測定には赤血球凝集抑制試験
EIA法:酵素抗体法
※検査自体は問診と採血のみですので、所要時間は20~30分程度です。
※結果は2週間程度かかります。(結果の連絡方法は医療機関によって異なり、郵送する場合と来院して交付する場合があります。郵送する場合、郵送料(切手代)は自己負担となります。)

《抗体検査費用》                                     
【1】~【3】に該当する方は無料

《抗体検査実施場所》
実施医療機関は、関連ホームページより確認できます。
【1】、【2】の方は「風しん抗体検査(妊娠を希望している女性等)」、【3】の方は「風しん抗体検査・予防接種(追加的対策)」のページをご覧ください。
※予約が必要な場合や再来の方のみ受付する場合がありますので、事前にお電話でご連絡の上受診してください。

《抗体検査の際の持ち物》
【1】~【3】の対象者共通:住所が確認できるもの(健康保険証や運転免許証など)
【2】の対象者:妻(妊婦)の母子健康手帳(写しを持参する場合は「表紙」と妊婦の「検査の記録」のページが必要です)
【3】の対象者:クーポン券

《風しんの予防接種について》
風しんの予防にはワクチン接種が有効です。抗体検査の結果、抗体価が低いと判断された方は、ワクチン接種を検討してください。
風しんの抗体価が低かった場合の予防接種費用は、対象者【1】、【2】は有料、【3】は無料となります。
※対象者【1】、【2】の方は、抗体価がHI法で16倍以下の方、またはEIA法で8.0未満の方は「抗体価が低い方」です。(ワクチン接種は有料となりますのでご注意ください。)
※対象者【3】の方は、抗体価がHI法で8倍以下の方、またはEIA法で6.0未満の方は「抗体価が低い方」です。ワクチン接種は無料となります。なお、集合契約参加医療機関以外での接種は有料となりますのでご注意ください。
※【3】の方は2025年3月末までの期間であれば、予防接種クーポン券、抗体検査受診票など抗体検査結果のわかるもの、身分証明書を持参して、集合契約参加医療機関で無料で予防接種を受けることができます。
※抗体検査を行った医療機関で予防接種を受けないといけないということはありません。集合契約参加医療機関であれば、どこで受けても問題ありません。

《よくある質問》
[対象者【1】及び【2】の方]
Q:妻(妊婦)の抗体価が低いかどうかはどのようにしたらわかりますか。
A:妊娠初期に、産婦人科で受ける妊婦健診で風しんウイルスの抗体価を検査します。この時、「抗体価が低い」と言われた妊婦さんは、母子健康手帳に結果を記載してもらってください。 

Q:妻(妊婦)が妊婦健診をまだ受けておらず、抗体価がわかりません。どうしたらよいですか。
A:まだ、風しん抗体検査(妊婦健診)を受けておらず、抗体価がわからない妊婦さんの配偶者も、風しん抗体検査の対象です。

Q:現在妊娠中です。風しん抗体検査は受けられますか。
A:妊婦の方は初期の妊婦健診で風しん抗体検査を受けられますので、そちらをご利用ください。
なお、妊娠中は、風しん抗体価が低い場合でも、胎児に影響があるため、風しんのワクチンはうけることができません。 

Q:出産したばかりですが、風しん抗体検査は受けられますか。
A:出産直後でも次の妊娠を希望している場合は風しん抗体検査は受けることができます。
ただし、妊娠初期に風しん抗体検査を行っておりますので、まずは妊婦健診を受けていた医療機関にお問い合わせください。 

Q:もう妊娠は希望していないのですが、(妻は風しんの抗体があるのですが)風しん抗体価が低いかもしれないので、検査を希望しています。受けられますか。
A:この検査は、先天性風しん症候群という胎児が罹る病気を予防する目的で実施しています。
このため、妊娠を希望していない女性や、風しんの抗体がある妊婦の配偶者については、対象としておりません。 

Q:札幌市には住んでいないのですが、札幌市の医療機関で検査をうけることができますか。
A:お住まいの自治体の保健所に御確認ください。

Q:風しんの予防接種にはどのようなものがありますか。
A:風しん単独ワクチンと、風しんとはしか(麻しん)の混合ワクチンがあります。どちらも風しんの予防に有効です。
任意接種の場合は料金が違いますので、接種する医療機関でご相談ください。 

Q:風しんに過去に罹ったことがあると思うのですが、どうしたら確認できますか。
A:風しん抗体検査(血液検査)で確認できます。罹ったことがある場合は、抗体価が高く、免疫があります。

Q:過去に風しんに罹ったことがあるのですが、再度罹ることはありますか。
A:風しんは一度罹ると抗体ができるため、再度罹患することはありません。
ただし、過去に風しんと診断されていても、血液検査などで確認していなかった場合には、症状が似ている別の病気だったということもありますのでご注意ください。

Q:H29年8月1日以前に検査を受けていますが、お金は戻ってきますか。
A:8月1日以前に受けた検査費用は返金することはできません。

[対象者【3】の方]
Q:クーポン券発送対象者ですが、クーポン券が届いていません。
A:下記担当にお問い合わせください。
お急ぎの場合は関連ホームページ「風しん抗体検査・予防接種(追加的対策)」からご申請ください。

Q:札幌市に転入してきましたが、転入前の市町村からクーポン券を受け取っています。このまま使用できますか。
A:転入前のクーポン券は使用できません。お急ぎの場合は関連ホームページ「風しん抗体検査・予防接種(追加的対策)」からご申請ください 。

Q:他市町村で抗体検査を受けることはできるのか。
A:クーポンを持参すれば全国の医療機関で受けることができます。受けられる医療機関は厚生労働省「風しんの追加的対策について」のページからご確認ください。

《お問い合わせ先》
【札幌市保健所感染症総合対策課】(電話:011-622-5199)

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