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FAQ 地震防災マップについて知りたい

地震・洪水・土砂災害などにより発生が予想される被害等の想定を地図に表したものを、ハザードマップといいます。
札幌市では地震防災マップ、浸水ハザードマップ、土砂災害ハザードマップ、津波ハザードマップを作成しております。


《「地震防災マップ」作成の経緯》
札幌市の地震防災対策の前提となる地震被害想定は、阪神大震災後の平成9年に作成しましたが、その後の調査・研究の成果を踏まえて、令和元年度(2019年度)から令和3年度(2021年度)に地震や地質に関する学識経験者からなる「札幌市地震被害想定委員会」を設置し、委員会の助言のもと地震被害想定の見直しを行いました。新たな地震被害想定(第4次地震被害想定)は、札幌市直下を震源とする3つの伏在活断層を含む5つの想定地震を設定し、被害想定を行いました。「地震防災マップ」は、5つの想定地震を重ね合わせ、各地域における最大の震度を示しております。


《「地震防災マップ」とは何ですか。》
札幌市では、令和3年8月に「第4次地震被害想定」を公表しました。
この新たな被害想定を踏まえて、市民の皆様に地震防災について関心を持っていただき、地震防災対策に取組んでもらうきっかけとしてもらうことを目的として、想定した地震によって、札幌市ではどのような被害が起こりえ得るか、
※地震マップ:今回の被害想定で示された最大の揺れを示したもの
※液状化危険度:液状化(地震発生時に地盤が液体のようになること)の起こりやすさを4段階で示したもの
※建物全壊率:地震により建物がどの程度倒壊するかを率で想定し、その程度に応じてランク分けして表したもの
の3つについて、色分けした図面でわかりやすく示したものです。
また、地図の裏面には、地震に対する心構えや地震発生直後から3日後位までに実際に取るべき行動等を時系列に整理したシナリオ、備蓄品や家具の固定などの「事前の備え」についてなどの情報を掲載しております。


《「地震防災マップ」では、どのような地震を予想しているのですか。》
地震防災マップでは、既往の地震に関する知見や札幌市の地下構造調査などの現時点の調査観測結果から判断して,将来,札幌で発生する可能性があり最大級の被害をもたらす地震を地図に表しております。これは、防災対策を講ずるための前提として、起こりうる被害を「想定」したものであって、将来起こるであろう地震を予知して被害を「予測」したものではありません。なお、このような地震がいつ起きるかという予知は現在の科学では難しいとされております。


《「地震防災マップ」の配布等について》
【危機管理局】(市役所本庁舎7階)、【各区役所総務企画課】、【市民防災センター】(札幌市白石区南郷通6丁目北)で配布しており、また、ホームページで公開しております。
地震防災マップに掲載されている内容のうち、区域等をより詳しく確認する場合は市公式ホームページに掲載の札幌市防災情報マップをご覧ください。
なお、地震防災マップは、区毎に10パターンを作成しています。区役所には、それぞれの所管する区版のみしかございませんので、他の区版が必要な方は、【危機管理局】にお越しくださるようお願いいたします。
なお、各まちづくりセンターにも用意はしておりますが、部数が極めて少ないことから、事前に電話等で連絡をした上で取りにいかれるようお願いいたします。
また、郵送については、対応しておりませんので、各区役所等に取りに来ていただくようお願いいたします。

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