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FAQ 里親について知りたい

《里親制度とは》
家庭での養育に欠ける児童等に、その人格の完全かつ調和のとれた発達のための温かい愛情と正しい理解をもった家庭を与えることにより、愛着関係の形成など児童の健全な育成を図る制度です。


《里親の要件》
里親になるには、さまざまな要件があり、養育里親・養子縁組里親については新規里親希望者研修の受講が必須となります。
新規里親希望者研修(4日間程度)は、年度内で3回程度実施しております。
また、経済的に困窮をしていないこと等も要件となっております。
なお、要件や研修、里親制度や札幌市の児童委託状況等の詳細について、民間のフォスタリング機関にて個別ガイダンスを実施しております。
里親認定は、札幌市子ども・子育て会議児童福祉部会で審議のうえ、市長が決定します。
申請の際には、申請書や履歴書、収入や住居に関する書類等を提出していただいたうえで、家庭調査を実施しております。


《里親の種類》
【養育里親】
要保護児童(0歳~18歳)を養育します。
委託期間は、児童が家庭に戻れるまでの期間(数ヶ月~数年)です。
児童の状況によっては、20歳まで委託が延長できる場合があります。


【専門里親】
虐待を受けた児童や非行の問題を有する児童、知的・身体・精神に障がいを有する児童を養育します。
養育里親として3年以上、要保護児童の養育経験を有した方か、3年以上児童福祉事業に従事した方等で、別途専門里親研修を修了することが要件となります。


【養子縁組里親】
特別養子縁組によって養親となることを前提として児童を養育します。


【親族里親】
要保護児童を監護する両親等が、死亡、行方不明又は拘禁、疾病による入院等の状態となった場合、要保護児童の扶養義務者(民法第877条第1項に定める扶養義務者)及びその配偶者である親族の方が里親認定を受けて養育します。


《「札幌市里親会」の活動》
市内の里親さんたちで組織する「札幌市里親会」では、子どもを育てるための情報提供、研修会を行い、里親同士の交流を通して研さんし、子どもの健全育成に努めております。


《里親になりたい方は》
里親になる事に関心のある方は、民間のフォスタリング機関に電話でご相談ください。
※フォスタリング機関とは、里親希望者のリクルート、里親登録前後の研修、マッチング、委託後支援を包括的に実施する専門機関です。


【札幌市フォスタリング機関】(社会福祉法人常徳会興正フォスタリングセンター)
子どもの年齢を問わず養育里親になりたい(電話:011-598-8352)
【札幌市乳幼児フォスタリング機関】(社会福祉法人北翔会札幌乳児院)
0~2歳の子どもの養育里親になりたい方、養子縁組を希望する方(電話:011-351-0389)
【札幌市障がい児フォスタリング機関】(社会福祉法人麦の子会)
障がいのある子どもの養育里親になりたい方(電話:011-753-6468)


《お問い合わせ先》
【札幌市児童相談所】
札幌市中央区北7条西26丁目(電話:011-622-8619)

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