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FAQ 鳥インフルエンザについて知りたい

《よくある質問》
Q:鳥インフルエンザとは何か。
A:鳥類に対して感染性を示すA型インフルエンザウイルスによる感染症が、鳥インフルエンザです。
鳥インフルエンザウイルスは、通常はヒトに感染しませんが、感染したトリに触れる等、濃厚接触をした場合などにきわめて稀にヒトに感染することがあります。このように、鳥インフルエンザウイルスが、トリ以外に、ヒトやその他の動物に感染した場合も鳥インフルエンザという病名を使用しています。

Q:高病原性鳥インフルエンザとは何か。
A:鳥インフルエンザのなかでも、鶏に感染させた場合に、高率に死亡させてしまうようなものを高病原性鳥インフルエンザといいます。その原因となるウイルスは高病原性鳥インフルエンザウイルスといいます。

Q:鳥インフルエンザウイルス(高病原性鳥インフルエンザウイルスを含む)はヒトにも感染するか。
A:鳥インフルエンザウイルスは、通常はヒトに感染しませんが、感染したトリに触れる等、濃厚接触をした場合などにきわめて稀にヒトに感染することがあります。
また、鳥インフルエンザウイルスがヒトからヒトに感染するのはきわめて稀であり、感染の事例は、患者の介護等のため長時間にわたって患者と濃厚な接触のあった家族等の範囲に限られています。

Q:鳥インフルエンザウイルスへの感染を予防するにはどうしたらよいか。
A:季節性のインフルエンザの予防策と同様に、以下のようなことを心がけてください。
(1)食事の前やトイレの後、動物に触れた後、外出から帰宅した時には手洗い・うがいをする。
(2)咳やくしゃみをするときは、口と鼻をハンカチやティッシュで覆ったり、マスクをするなど咳エチケットを守る。
また、中国など発生地域に渡航する場合は、以下の点に注意してください。
(3)生きた鳥を扱う市場や家禽飼育場への立入を避ける。
(4)死んだ鳥や放し飼いの家禽との接触を避ける。
(5)鳥の排泄物に汚染された物との接触を避ける。
(6)手洗い,うがいにつとめ,衛生管理を心がける。
(7)突然の発熱や咳など,呼吸器感染症の症状が現れた場合には,速やかに最寄りの医療機関を受診する。

Q:中国製品は安全か。
A:中国製品とこれまでの症例が結びつく調査結果はありません。 

Q:鳥が庭で死んでいました。
死体の回収は依頼しましたが、そのあと消毒などしないと鳥インフルエンザに感染するか心配です。
どの様に消毒したらいいでしょうか。市で消毒してくれますか?
A:0.02~0.1% (200~1,000 ppm)次亜塩素酸ナトリウムまたはアルコール(消毒用エタノール、70v/v%イソプロパノール)で清拭消毒をしてください。
リネン類に対しては、80℃・10 分間の熱水洗濯、または、0.02~0.1%(200~1,000ppm)次亜塩素酸ナトリウムへの30 分間浸漬による消毒が適しています。
また、消毒にあたっては、マスク、手袋を着用いただき、消毒後は、手洗いをしていただきますようお願いします。
基本的に消毒はその場所の管理者が実施するため、自宅敷地内であれば各自における消毒対応となります。

《お問い合わせ先》
札幌市では、鳥インフルエンザに関するご相談について、内容に応じて以下の窓口でお答えしています。
【保健福祉局保健所感染症総合対策課】(011-622-5199)
【各区保健センター】
中央保健センター(健康・子ども課:011-205-3351)
北保健センター(健康・子ども課:011-757-1185)
東保健センター(健康・子ども課:011-711-3211)
白石保健センター(健康・子ども課:011-862-1881)
厚別保健センター(健康・子ども課:011-895-1881)
豊平保健センター(健康・子ども課:011-822-2469)
清田保健センター(健康・子ども課:011-889-2047)
南保健センター(健康・子ども課:011-581-5211)
西保健センター(健康・子ども課:011-621-4241)
手稲保健センター(健康・子ども課:011-681-1211)

[鶏肉、鶏卵などの食品に関すること]
【保健福祉局保健所食の安全推進課】(電話:011-622-5170)

[家畜(養鶏等)に関すること]
【経済観光局農政部農業支援センター】(電話:011-787-2220)

[家庭で飼育しているペットの鳥に関すること]
【保健福祉局保健所動物管理センター】(電話:011-736-6134)

《「複数の野鳥が死んでいる場合」》
《お問い合わせ先》
【北海道石狩振興局保健環境部環境生活課】(電話:011-204-5825)
※時間外、土曜日・日曜日・祝日…【北海道庁(代表)】(電話:011-231-4111)
高病原性鳥インフルエンザの疑いがある場合、野鳥の死亡個体を回収いたします。

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