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FAQ 障がい者交通費助成制度について

障がい者交通費助成制度は、障がいのある方に対して、バス、地下鉄、市電の乗車料金、タクシー料金又は自動車燃料を助成する制度です。
お持ちの障がい者手帳の種類や障がいの程度によって、ご利用いただける内容が異なります。

《助成を受けられる方》
市内に居住し住民登録をしている以下の方
(a)身体障害者手帳1~4級、療育手帳A・B、戦傷病者手帳「特別項症~第5款症」、精神障害者保健福祉手帳1~3級、いつくしみの手帳「重度」・「軽度」をお持ちの方
(b)被爆者健康手帳をお持ちの方のうち手当を受給している方

《助成の内容》
手帳の等級・程度によって【重度障がい】又は【中度障がい】に分けられ、それぞれ助成の内容が異なります。

(a)【重度障がい】身体障害者手帳1・2級、療育手帳A、戦傷病者手帳「特別項症~第3項症」、精神障害者保健福祉手帳1・2級の方
→「福祉乗車証」「福祉タクシー利用券(タクシー券)(年最大39,000円分)」「福祉自動車燃料助成券(ガソリン券)(年最大30,000円分)」のうち、いずれか1つを選択。

(b)【中度障がい】身体障害者手帳3・4級、療育手帳B、戦傷病者手帳「第4項症~第6項症」及び「第1款症」、いつくしみの手帳「重度」、被爆者健康手帳をお持ちの方のうち手当を受給している方、精神障害者保健福祉手帳3級の方
→「乗車券(サピカへのチャージ又は回数券)(年最大52,000円分)」「福祉タクシー利用券(タクシー券)(年最大13,000円分)」「福祉自動車燃料助成券(ガソリン券)(年最大10,000円分)」のうち、いずれか1つを選択。
※戦傷病者手帳、いつくしみの手帳、被爆者健康手帳をお持ちの方のうち手当を受給している方の乗車券は、年最大104,000円分を助成します。

(c)【軽度障がい】戦傷病者手帳「第2款症~第5款症」、いつくしみの手帳「軽度」の方
→「乗車券(サピカへのチャージ又は回数券)(年最大52,000円分」を助成します。

 
《申請窓口》
【区役所保健福祉課給付事務係】
※お住いの区以外でも申請が可能です。
※サピカへのチャージにつきましては札幌市役所3階の障がい福祉課でも申請ができます。

 
《申請時に必要なもの》
【共通】
各種手帳
※精神障害者保健福祉手帳の場合は、更新後も有効な手帳が必要ですので、手帳の更新後に申請をしてください。
(診断書提出が猶予となっている精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方についても、助成を受けることができます。)

【代理人が手続する場合】
代理の方の身分証(マイナンバーカード等)

【すでに福祉乗車証をお使いの方】
ご利用中の福祉乗車証

【サピカチャージを希望される方】
記名サピカ、福祉割引サピカ(身体・療育手帳をお持ちの方のみ)
※すでに助成を受けられている方は、以前に区役所で登録したサピカをお持ちください。
※サピカの残高は19,000円以下のものをお持ち下さい。サピカへは20,000円までしかチャージができません。

【福祉自動車燃料助成券(ガソリン券)を希望する方】
本人又は親族名義の自家用車の車検証(コピーでも可)

 
《ご利用方法》
[福祉乗車証(福祉パス)]
市内のバス、地下鉄、市電を「無制限」にご利用できます。車載器(改札機)にタッチしてお使いください。
※夕鉄バス、ばんけいバスでは、運転手に券面を提示してください。

[福祉タクシー利用券(タクシー券)]
タクシー料金を助成する、1枚500円の定額券です。
1回の乗車につき複数枚の利用が可能となります。(500円に満たない部分のお支払いには利用できません)
タクシー券を利用するときは、必ず運転手に、障害者手帳を提示してください。

[福祉自動車燃料助成券(ガソリン券)]
自動車燃料を助成する、1枚1,000円の定額券です。
申請時に登録した自動車に対し、お使いいただけます。
1回の給油につき複数枚の利用が可能です(1,000円に満たない部分のお支払いには利用できません)。
ガソリン券を利用するときは、必ず給油所職員に、障害者手帳を提示してください。

[乗車券(サピカへのチャージ又は回数券)]
『記名サピカ(ご自分のお名前が印字されたもの』)や『福祉割引サピカ』をご用意していただき、サピカを区役所で登録したうえで、そのサピカにチャージすることで助成を行います。
サピカが使えるバス、地下鉄、市電で利用できます。
※登録できるサピカ:記名サピカ、サピカ定期券、福祉割引サピカ(有効期限があります)、福祉割引サピカ定期券(各大人用又はこども用)
※無記名サピカ、クレジット一体型サピカ(cloverサピカ)は登録できません。
※各種サピカは、発売金額2,000円(利用可能額1,500円、デポジット500円)で購入できます。地下鉄各駅の券売機、定期券発売所(福祉割引及びこども用は地下鉄駅事務室、定期券発売所)、バスの営業所・ターミナル窓口で発売しています。(市電・バス車内では購入できません)
※夕鉄バス、ばんけいバスをご利用される方には、サピカへのチャージに代えて回数券を交付します。(区役所給付事務係窓口へお申し出ください)
※4月から中学生になる方でこども用サピカをお持ちの方は、大人用に変更の上、申請してください。
※福祉割引サピカにも有効期限が設定されていますので、引き続き利用する場合は、地下鉄駅窓口等で福祉割引サピカの有効期限の更新手続きが必要です。

《サピカを用意するのが難しい方への対応》
サピカは原則としてご自身でご用意いただきますが、用意するのが難しい方は、区役所給付事務係窓口にお申し出ください。お申し出をいただいた方には、2,000円分の助成として、無記名のサピカを交付します。
地下鉄駅窓口等にお持ちいただき、記名サピカや福祉割引サピカに変更していただければ、次回以降そのカードで助成を受けることができます。

【注意】
サピカには、電子マネーの機能がありますが、助成としてチャージされたものを電子マネーとしてご利用されると、助成を停止するとともに、助成額の全部又は一部を返還させることがあります。
電子マネーを使われる場合は、必ず事前にご自身でチャージしてください。
なお、ご希望があれば、電子マネー機能を停止することができますので、地下鉄駅窓口または区役所にお申し出ください。

 
《更新時期について》
更新時期は、お持ちの障がい者手帳の備考欄に押したスタンプでご確認ください。
手帳には「次回申請〇年〇月」と記載しています。
なお、助成の券種を変更する場合は、その翌月からです。

(a)身体障がい者手帳・療育手帳(戦傷病者手帳、被爆者手帳、いつくしみの手帳)をお持ちの方
→有効期間:誕生月から翌誕生月の前月末まで
※1日生まれの方については翌誕生月の前々月末まで

(b)精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方
→有効期間:手帳の有効期限、又は手帳の有効期限の12か月前まで
※上記の有効期間中に満70歳に到達する方は、その月の前月末までとなります。

(c)満12歳に到達する方
→有効期間:その年度の3月31日まで


《紛失した場合について》
(1)福祉乗車証(ICカード)
再発行ができますので、地下鉄駅又は区役所、篠路出張所にお申し出ください。
所定の手続きを行い、翌日以降に再発行費用の支払いを確認してから、区役所にて再発行します。(再発行費用500円が必要です)。
なお、再発行時は各種手帳をお持ちください。
各種手帳を紛失した場合は、手帳の再発行後に福祉乗車証の再発行が可能です。

(2)記名サピカ、福祉割引サピカ
再発行ができますので、地下鉄駅又はバス営業所にお申し出ください。
所定の手続きを行い、翌日以降に地下鉄駅又はバス営業所にて再発行します。(デポジット500円、再発行手数料500円が必要です)

(3)タクシー券・ガソリン券
金券のため、なくしても再発行はできません。
あらかじめご了承ください。


《注意点》
(1)手帳を2種類以上お持ちの方も、受けられる助成は1つとなります。(より重度の手帳に基づき助成します)
(2)年度途中での助成内容の変更、及び障がい等級変更による助成内容の変更はできません。
(3)譲渡や売買など不正使用をした場合は、助成券を回収し以後の助成を停止するとともに、それまでの助成額の全部又は一部を返還させることがあります。


《その他》
身体障害者手帳5・6級、療育手帳Bバー及び介護人の方は、各交通事業者が実施している割引をご利用ください。
割引の具体的な内容は、各交通事業者にお問い合わせください。

※平成21年度まであった「定期券」の助成は、平成22年度に廃止となりました。
※平成25年度まであった身体障害者手帳5・6級又は療育手帳Bバーをお持ちの小学生で、地下鉄を利用する方に販売しておりました福祉割引ウィズユーカードこども用は、平成26年2月20日から市営交通に障がい児の福祉割引運賃が適用されたため、平成26年度に廃止となりました。
※平成26年度まで助成していたウィズユーカードは、平成27年3月31日をもって使用できなくなりました。
※平成28年度まで助成していた交通費助成カードは、平成29年4月30日をもって使用できなくなりました。
※平成29年度から、福祉乗車証は磁気カードからICカードに、乗車券のうち交通費助成カードはサピカへのチャージによる助成に変わりました。
※サピカ利用時に付与されるポイントが令和4年10月から3%に引き下げられました。このことに伴い、利用者の皆様に影響がないよう、サピカの助成上限額を52,000円に引き上げることとしました。助成上限額は令和4年10月から自動的に上がります(4,000円上乗せ)ので、チャージ方法や更新時期に変更はありません(対象の方には個別に通知をお送りしました)。

以下の券種をお使いの方につきましては、障害者手帳に記載されている次回更新年月を過ぎたとしても、1年以内の申請の場合、助成額の減額はありません。
なお、次回更新年月から1年以上が経過した場合は、助成額が減額する場合があります。
[対象券種]:乗車券(サピカへのチャージ)・福祉タクシー利用券(タクシー券)・福祉自動車燃料助成券(燃料券)

《お問い合わせ先》
【各区保健福祉課給付事務係】
中央区役所(電話:011-205-3303)
北区役所(電話:011-757-2463)
東区役所(電話:011-741-2462)
白石区役所(電話:011-861-2448)
厚別区役所(電話:011-895-2478)
豊平区役所(電話:011-822-2454)
清田区役所(電話:011-889-2040)
南区役所(電話:011-582-4742)
西区役所(電話:011-641-6944)
手稲区役所(電話:011-681-2491)
篠路出張所(まちづくりセンター)(電話:011-771-2231)(※交通費助成の一部のみ申請可能)
【保健福祉局障がい保健福祉部障がい福祉課】(電話:011-211-2936)(FAX:011-218-5181)

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